空想じじい

人生は七転び八転び。

車椅子の大村君

大村君の趣味はゲーム、と言っても囲碁、将棋は出来ない、唯一の楽しみは休みの日に近くの商業施設の3階にあるゲームセンターに行く事だ、車椅子を車に乗せて行く。でもそこには障害者用の駐車場が1台分しかない、大村君が行く時はいつも普通の車が止まってて止められない、いつもそうだ、そしていつも赤い軽自動車に乗った60代と思われるおばさんだ、大村君はついに勇気を出してそのおばさんに言う事にした。すいませんそこは障害者用の駐車場なんでどけてくれませんか?何言ってんの、わたしゃ妊婦だよ!